言語と意味と記憶

言語と意味を結びつけているのは記憶である。これは認識活動の中核のはずである。しかし、その構造はそれほど簡単ではない。“りんご”という言語一個で、今まで見た無限のと言っていい記憶を代表しているのである。また、一方、言語でも表わせない意味もある。モーツァルトの交響曲四十番は我々にとても大きな意味を伝えてくる。しかし、“四十番”で終わっている。このあたりは、とても複雑なはずなのだ。生活の中でも、いろいろ……