母親の美学
厳しい時代、母と子供が過ごす愛と感動の物語
記憶に残る母の面影、子供へ注がれた愛情
輝く大自然美の中で、小花や動物に対しての子どもの質問に、楽しく愛情を込めた「母の教え」は、子どもの心に染み込み忘れ得ぬ「学び」となり、将来にわたり生かされていくことは幸せなことである。その体験談としては、父の実家での夏休みの桑つみ、そろばん塾で得られた集中力・忍耐力・ときめきなど・・・があるが、その情景、体験・思い出を記した、心温まる1冊。
著 | 堀口進 |
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判型 | 四六頁:144 |
ISBN | 978-4-434-27939-3 |
発行 | 2020年9月 |
定価 | 1,650円(本体1,500円+税)
在庫:○
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はじめに
この小説に登場する「母」と「松太」一〇才、二才年上の「新五」の仲良し兄弟は、首都圏中央より北北東の地に生まれ、戦後六年を経過した年の早春から、休日を活用して三人揃って大自然の輝かしい絶景の中で過ごした。「キレイ」な小花が咲き。また小動物とふれ合いの楽しさや自然の変化の厳しさなど、母は素晴らしい太陽光に輝く大自然の現場の中で、わかりやすく基礎となる教えを新鮮な頭脳に正しく入れ込み、一人前の大人に育つ事を期待して、年令に合わせて自立への道筋を順序よく教えてくれた。その、「正直」で「先見性」など数々の話が、母の体験を含めて語られている。
また現在頻繁に発生している問題行動を起こさない為に教える、文明社会における「デジタル」による教育も今後は大切であり、同時に「文化論的」に過去から続く大自然の美が永遠に我々の心に残り。今後共子供達に与え続ける事も重要でしょう。
- はじめに
第一章 子供時代に体験する自然の感動は永遠に心にとどまる
第二章 大志を持って学びの心を広げよ!!
第三章 青ざめた顔色
- 表紙は語る