プリント・オン・デマンド（POD）出版について

POD出版は、POD書店および取次店が「印刷・製本・配送費」を負担する形をとっており、希望小売価格の範囲内で、それらの費用と手数料等を回収するモデルで出版しています。弊社にてPOD出版した書籍は下記の三つの書店にて販売することができ、表4（裏表紙）にISBNや価格を記載することもできます。

・製本方法は、ペーパーバックのみでカバーや帯は付けられません。表紙は4色カラーで印刷されます。

・本文用紙は、クリームかホワイトの用紙のみ。1ページでもカラーを入れるとカラー用のホワイト用紙になります。

・CDやDVD、付録つきの書籍は作れません。

左：用紙（クリーム色）｜右：用紙（ホワイト色）

上：カラーの文字｜下：モノクロの文字

左：写真（モノクロ）｜右：写真（カラー）

左：イラスト（モノクロ）｜右：イラスト（カラー）

左：表紙（艶・グロス加工）｜右：表紙（マット加工）

左：バーコードのみ｜右：ISBNや価格表記もあり

PODは表紙のみ。カバーや見返しは付きません。

最後のページはこの表記がつきます。

Amazon、楽天ブックス、三省堂書店はそれぞれ異なる印刷・製本方法をとっているため、本の出来上がりの状態が異なります。同一書店で同じ本を注文された場合でも印刷時期により質感が異なる場合があります。カラーページの多い作品の場合Amazon以外の書店でお取り扱いできない場合があります。

PODで出版された場合には、本の実売部数に応じて印税（原稿料）または売上還付金をお支払いいたします。

希望小売価格の１８％が著者へのお支払い料率になります。

［希望小売価格］×［１８％］×［実販売部数］＝「著者へのお支払い総額」となります。

POD出版には初期費用を抑えられるという大きなメリットがあるため、良いところだけが注目されがちですが、通常の紙の出版に比べると劣る点やデメリットもあります。それらをご納得の上でPOD出版するのであれば、ご満足いただけると思います。

メリット

デメリット