パン本の累計売上ドイツNo.1
ルッツ・ガイスラー氏の著作
日本語版出版プロジェクト

今回、サワー種のバイブルとも称される『Brotbackbuch Nr.4 Backen mit Sauerteig(サワー種でパンを焼く ベーキングブックNo.4)』Lutz Geißler著の翻訳本を出版するべく、ドイツ食品普及協会の代表でもある株式会社エルフェン 代表取締役 森本智子氏(※2024年7月末に退任)と共に、出版に向けた取り組みを進め、2024年7月29日発行されました。

サワー種におけるバイブル的な指南書

サワー種をとことん研究し、ドイツ国内外で講習会やメディアを通し、サワー種やサワー種のパンを教えてきたルッツ・ガイスラー氏がまとめた『Brotbackbuch Nr.4 Backen mit Sauerteig(ベーキングブックNo.4 サワー種でパンを焼く)』。2019年に出版されてから、ドイツ語圏でなんとています。

にわたり、理論からQ&A、レシピまで、サワー種についてあらゆるトピックを豊富なカラー画像、図、グラフなどと共に紹介。

ライ麦だけでなく、ここ数年で知られるようになったサンフランシスコサワーやリエヴィト・マードレといった小麦のサワー種、自然酵母も紹介。

シリーズ累計20万部超えのベストセラー

ドイツでは、第1作目『Brotbackbuch Nr.1』は12万5,000部を売り上げ、2014年ドイツ・ガストロノミー・アカデミー協会により金メダルを受賞しているほどの人気の書籍。2作目の『Brotbackbuch Nr.2』は42,000部、3作目『Brotbackbuch Nr.3』は16,000部を売り上げ、韓国、中国、フランスでも翻訳出版されています。

2020年パン菓子部門で銀メダルを受賞

ドイツ・ガストロノミーアカデミーは毎年優れた料理本を表彰しており、2020年のパン菓子部門では、この『Brotbackbuch Nr.4』が銀メダルを受賞しています。(ちなみに金賞はルッツ・ガイスラー氏自身の別の本)。
審査員の評価:「パン作りが好きな人、サワー種のパンに挑戦したい人の基礎となる本である。また、理論編が非常に充実しており、内容を支えるグラフィック資料も非常に丁寧に選ばれているため、専門学校での副読本、参考図書にも適しているであろう。・・・レシピ構成も明確で、段階的な区分分けが際立っている。サワー種というテーマへの共感と、実践への情熱が本全体を通して感じられる」

写真や図も多数。充実したレシピ

2018年ワールド・ベーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたヨヘン・バイアー氏も本著を推薦しています。

  • ◆レシピ:
  •  ライサワー種:17
  •  小麦サワー種:18
  •  ディンケルサワー種:7
  •  天然酵母:3
  •  複合サワー種:5
  •  サワー種の残りを使ったレシピ:15
  • ◆サワー種とは?
  • ◆ Q&A(20)
  •  • サワー種を作るのに、レシピに書いてあるのと違う粉を使ってもいいのか?
  •  • サワー種が十分発酵したのを見分けるには?
  •  • サワー種を扱うには衛生面に特に気を遣う必要があるか?
  •  • サワー種にイーストを入れてもいいか?
  •  • サワー種は金属に触れても大丈夫か?
  •  • サワー種の保存容器にはどんな素材が適しているか?
  •  • サワー種の適温はどのくらいか?
  • ◆ 中種との境界
  • ◆ サワー種の分類
  • ◆ 酸を理解する– pH値、酸度、発酵指数
  • ◆ 自然発酵サワー種を作る
  • ◆ 自然発酵
  • ◆ 伝統的なサワー種
  • ◆ サワー種のケア(スターター)
  • ◆ サワー種の保存性を高める
  • ◆ サワー種の中で生きているのは何か?
  • ◆ サワー種の中で何が起こるのか?
  • ◆ なぜサワー種でパンを焼くのか?
  • ◆ 典型的な種起こしの種類
  • ◆ サワー種の代替利用法
  • ◆ サワー種を使ったパンの欠陥

著者 ルッツ・ガイスラー

地質学者からパン職人に転向した異色の経歴を持つLutz Geißler。2008年のある日父親を訪ねたところ、父がパンを焼いてくれたのをきっかけに、パン焼きに興味を持つ。すぐにパンの面白さに目覚め、パンを幅広く探究する。研究者気質がパンの研究においても発揮され、みるみるうちにパン作りのスキルと知識を習得していく。

自身のブログPlötzblogに掲載したパンレシピ数は合計1,008(2021年9月現在)。その他パンに関連する情報も満載。従来のパンレシピ本に飽き足らなかったパン焼きを趣味とする人々から多大な支持を得、爆発的人気ブログとなる。

伝統的な製パンマイスターの資格はないが、マイスターにもセミナーを開くほどの知識と経験を持ち、その研究熱心さが講師として信頼されている。(ドイツでパン店を経営するには製パンマイスターの資格が必須。しかし専門学校に通い、実際にパン店での修行も必要となる。最終的に試験に合格してはじめてマイスターとなる)

  • • ブログ、書籍の執筆
  • • メディアへの出演
  • • パン講習会(プロ、アマ向け)
  • • パン店等へのコンサルティング、レシピ開発
  • • パンレッスンやインタビュー配信(Podcast, YouTube登録者数 1.93万人)

シリーズ本としての販売実績はご説明したとおりですが、内容は専門的な要素を多々含むため、パン職人の方やパン業界の関係者、食に精通されたプロ、食品に関わる先生や研究者、製菓・調理専門学校の先生、パンをこよなく愛する人向けの【サワー種に特化した専門書】になります。

翻訳出版のため翻訳権料や翻訳関連経費も必要になります。かつ、を予定しており、日本語版の価格設定も高めになってしまいます。確実に出版できるように、500名(500部)の予約購入希望者が集まった段階で、出版準備を進めさせていただきます。

好調につき、お申込いただき、発行後にご購入いただいた方には、今回のために特別に著者から了解を得て制作するフルカラーのを初版発行部数のうち先着で、1部につき1冊プレゼントいたします。

ドイツ食品普及協会代表、株式会社エルフェン代表取締役。ドイツで11年暮らした後、ドイツ食品、食文化の普及に関わる仕事に携わり、ドイツ食品の輸入、販売サポート、展示会、イベントのコーディネート、セミナーなど幅広く活動している。ドイツのビアソムリエ資格「ドゥーメンス・アカデミー・ビアソムリエ」を日本人初取得。主な著書に『ドイツパン大全』、『ドイツ菓子図鑑』、『フォトエッセイとイラストで楽しむちいさなカタコト*ドイツ語ノート 』がある。

スモールビジネスのための問屋サービス「orderie」に 本企画のインタビュー記事が掲載されています。

価格を高く感じる方もいるかと思いますが、日本未発売の本書は、サワー種に関する新しいパンの知識と技術を習得できる書籍です。発行部数が少ないゆえに希少価値の高い本になると思います。パンに関わる皆様に自信をもってお薦めいたします。サワー種を使った新作パンをお店にラインナップすることで、集客の目玉商品になるかもしれません。何度でも読み返せるうえに、職場の皆様で共有することもできます。是非ともこの機会に1冊をお店の書棚に加えていただき、日本でのサワー種パンを広めていただければ幸いです。

株式会社エルフェン(http://elfen.jp/)にて、予約専用フォームをご用意しておりますので、そちらからご予約ください。フォームがご利用できない方は、エルフェンの森本氏(morimoto@elfen.jp)へ直接メールで氏名、メールアドレス、ご注文数を記入いただきご連絡ください。

事前予約の受付は終了しました。